20081216()

 

全国高校選抜バスケ23日開幕 男女各48校参加

 

 バスケットボールの第39回全国高校選抜優勝大会(ウインターカップ)は23日から29日まで、男女各48校が参加して東京体育館で開催される。

埼玉からは男子の正智深谷、女子の浦和西が出場する。初出場の正智深谷は24日の1回戦で藤枝明誠(静岡)と対戦。7年ぶり4度目の浦和西は、23日の1回戦で京都精華女と顔を合わせる。上位進出を目指す県勢2校を紹介する。

頂点目指し泥くさく
男子・正智深谷

初出場の正智深谷

 泥くさく、タフに。豊富な運動量と最後まで球に食らいつく勝利への執念がチームの真骨頂だ。県予選は準決勝で昌平に競り勝ち、決勝では埼玉栄を延長の末に下して初の切符を手にした。

 就任10年目の成田監督は「うまさに勝るのは力強さ。泥くささを大切にして全国大会では初となる3回戦に進みたい」と意気込む。

 下級生主体のチーム。予想先発メンバーは2年生が4人を占めるが、選手層は厚い。成田監督は「下級生のチームなので試合の中で波がある。そこを3年生がフォローして、しっかり立て直してくれる。先発メンバーだけで戦うことはまずない」とチーム一丸での強さを強調する。

 平均身長181・8センチ。大黒柱は2年生で主将を任され、ポイントガードとしてゲームを組み立てる西村。上尾太平中時代には全国中学大会でベスト8入りし、入学後も1年生から主力として出場するなど経験は豊富だ。

 フォワードの3年生・大久保亮はチーム一のスコアラー。インサイドから切り込み、3ポイントの確実性も備える。ガードの橋本は1対1に強く、小野寺は196センチの身長を生かし、センター戸ケ崎とともに安定した守備を見せる。

 大久保亮は「ルーズボールやリバウンドを確実に取って点を取りたい。3年生として最後はいい形で終わりたい」と気合十分だ。

 今夏の高校総体は1回戦で佐賀北に79―80で惜敗。成田監督が「高校総体の悔しさをぶつけたい」と言えば、「日本一を目指す」と西村。初舞台も泥くさく、正智深谷のバスケを貫くつもりだ。

総合力で夏の雪辱へ
女子・浦和西

初7年ぶり4度目の出場の浦和西

 伝統の粘り強い守備力に攻撃力を加えた総合力の高さが、今季のチームの特長だ。今シーズンの県内主要タイトルを総なめにし、通算43年指導する和田コーチが「総合力の高さは今まででのチームで一番」と太鼓判を押すほどだ。

 いずれも3年生で司令塔の桃木、主将でガードの増子、身長175センチのセンター牧野、172センチのフォワード石川の4人は1年生から起用されてきた。

 桃木はシュート力も兼ね備え、ディフェンスは増子とのコンビネーションが安定。チームの精神的支柱でもある増子は突破力にも優れ、牧野とフォワード高橋はシュート力がある。石川はリバウンドを得意とし、パス回しもうまい。

 今夏の高校総体は2回戦で札幌山の手(北海道)に69―83で敗退。増子は「相手のプレッシャーにのまれて踏ん張りが効かなかった。みんながやれることをやれなかった」と“不完全燃焼”に終わった高校総体を振り返る。

 狙うは高校総体のリベンジと全国大会で初となる3回戦進出だ。そのためには2回戦で高校総体3位の聖カタリナ女(愛媛)に勝たなければならない。

 「聖カタリナ女は力の安定したチームだが、全く勝てないとは思っていない」と和田コーチ。桃木も「強いと思うが同じ高校生。チャレンジャーのつもりで、勝ちを狙ってベストを尽くしたい。まずは初戦を勝つこと」と頼もしい口ぶりだ。

 就任6年目の田島監督も「インターハイで負けた思いを晴らしたい。3年生は総決算。できれば有終の美を飾りたい」とチームの思いを代弁した。

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